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身近な科学

ひとつの疑問から、仕組みまで。

身近な科学01

電池には何が蓄えられるのか~電圧と容量から全固体電池の研究へ

電池の性能を伝えるニュースには、大容量、高電圧、軽量、高速充電という言葉が並びます。同じ『高性能』でも、指している量は違います。電池が蓄えるのは、化学反応を通じて電気として取り出せるエネルギーです。その量を理解するには、電荷の量を表すアンペア時と、エネルギーを表すワット時を区別する必要があります。材料の性質から電圧が生まれる理由をたどると、次世代の全固体電池で、材料どうしの境目が研究されている理由も見えてきます。

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身近な科学02

雲はなぜ落ちないのか~粒の運動から、衛星で測る気候の不確実性へ

雲が空に残るのは、水が重力を受けなくなるからではありません。小さな水滴は空気に対してゆっくり落ち、空気そのものの上昇や、凝結と蒸発による粒の入れ替わりが雲の姿を作ります。この身近な疑問は、粒の大きさと抵抗の数学、雲を生む微粒子、地球の熱の出入りへつながります。2026年には、日欧の観測衛星EarthCARE(アースケア、愛称はくりゅう)のデータで雲内部の鉛直運動を検証する研究が紹介されました。『雲があるか』に加え、『中で何がどちらへ動くか』を調べる理由を考えます。

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